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・・・それが、なぜか今になって目に入ったので、作って見た。そば打ちの要領?で、粘土が乾かないうちにササッと形を作ってしまわなくてはいけな い。粘土といっても、さすが銀が付くだけあって、10g 少々で2000 円近くするという代物。コネコネするうちに、指にいっぱい付くから、もったいなくって再度コネ合わせたりしていると、そのうちカピカピに乾いちゃ う・・・。
とりあえず指輪を作ってみようと、なんともシンプルな、誰が見ても指輪と分かるような「わっか」を形成。とりあえず、お情け程度のデザインとし て、ところどころに穴を開けて、とりあえず完成!表面には、かなり細かな乾燥ヒビが目立つが、このまま寝かせる事、一日の自然乾燥。
で、乾燥させたものを、付属の七輪みたいな炉に入れて、簡易燃料に点火して、しばらく焼き焼き・・・みるみる赤く輝いて行く。燃料が燃え尽きて、またしばらく自然に冷めるのを待つ。
と、焼き上がりを手にとって見ると、白く粉を吹いて、一回り小さくなった指輪が。そして、あとは無心に磨く磨く!ヤスリや鉄の棒?やブラシや布で、ピカピカになるまで、手が痛くなるまで磨く。・・・と、ガリガリやっているうちにバキッ!
指輪割れました(泣)。真っ二つになったとかじゃなくて、1 ヶ所パリッといっただけだから、まだ指輪としては機能するんだけど・・・。もう磨く気も失せました。表面はかなりピカピカだけど、裏側は結構まだ細かいヒビが目立ちます。割れ目も目立ちます。
でも、その割れ目といい、細かなヒビといい、なかなかいい味を出していて、案外デザインとして成り立ってるっぽ。指輪を作るのって、しんどいです。
ちなみに俺の結婚指輪(婚約指輪は無かった。)は、トレソロっていうトコので、熟練のクラフトマンの手作りってのと、繊細な網目デザインに惚れて買った。とてもこんなややこしいのは、俺には到底作れません!
・・・でも、一度は最高の指輪を作ってみたい衝動にも、実は駆られてしまっていたりして。
1 件のコメント:
nice ring : )
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