2009年1月4日

お通夜。

去年末におきた突然の出来事に、明日の葬儀に向けて、今日は親戚中が集まって通夜が営まれている。かく言う俺も、そんなみんなに混じって泊まっているんだが、もう一つ気にしているのは、もともと明日に予定していた奥さんの入院だ。ただそれも、こういう事態もあって、奥さんのママに来てもらってて、一緒に家に泊まってもらって、明日一緒に入院手続きをしてもらえる。なので、奥さんは昼間に一度、通夜に顔を出して、家まで送り、俺だけが泊まる準備をして、今爺さんの家にいる。

葬儀に向けて、棺桶に収められたんだが、今はそういうものなのだろうか、テレビ等で見る棺桶の印象とは違う、豪華な綺麗な棺桶だ。初めて知ったことがあった。棺桶は綺麗な水色の布張りで、孫一同として送った雪洞(ぼんぼり)も水色の光を放つようになっている。爺さんは、水色が好きだったんだよ・・・との事、俺も水色が好きになった。

爺さんを囲みながら、親戚一同で懐かしいビデオを見て、爺さんと婆さんの元気なときの映像を懐かしむ。小さい頃にしか会ったこと無いような名前も知らない親戚もいっぱいで、爺さんの人脈が伺える。偉大な人だった。腐敗防止の薬を塗られている爺さんの体は既に冷たかったが、みんなが触るもんだから、生きているように生温かくもある。今日が見納めだ。

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