昨日から続いた通夜も閉めて、今日は葬儀が行われた。場所は会津斎場で、親戚一同だけでもバスに乗り切れないほど。葬儀会場も、かなり大規模に借り切っていたにも関わらず、来賓の方たちが座りきれなかったようだ。一見、どこかの有名人が亡くなったときのような雰囲気で、600 人以上?集まったとの事。葬儀場の人も、こんな大人数の人を集めたことは例に無く、滞りなく済ませることが出来てよかった!との事だったようだ。ホントに凄い人だったんだ!と誇りに思う爺さんだったよ。火葬場でも、待合室に入りきれないし、骨を集める部屋でも入りきれなくて、ただでさえ年始のラッシュで混んでいる火葬場だったようで、隣の部屋にもはみ出るほどの大人数に囲まれて、爺さんは本当に逝ってしまった。
小さい頃、父方の爺さんの葬式に出た記憶しかないぐらいで、ほぼ初めて葬儀の流れに全部出席したんだが、悲しいものですね。涙よりも笑顔で送りたいと言われても、やっぱり無理なんですね。婆さんが言った、爺さんの体があるうちは悲しかったけど、「骨になっちまうと涙も出ねえ。」という言葉。やっぱり骨というのは抽象的過ぎて、その人の居る雰囲気やオーラや温もりや声や行動や、そこに居るすべてがその人だったんだなと、おれ自身も骨を見ると、それを爺さんと思うことがなかなか出来ず悲しみもかなり消えてしまった。
でも、爺さんのことは忘れないよ。忘れられないよ。
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