


小さい頃、父方の爺さんの葬式に出た記憶しかないぐらいで、ほぼ初めて葬儀の流れに全部出席したんだが、悲しいものですね。涙よりも笑顔で送りたいと言われても、やっぱり無理なんですね。婆さんが言った、爺さんの体があるうちは悲しかったけど、「骨になっちまうと涙も出ねえ。」という言葉。やっぱり骨というのは抽象的過ぎて、その人の居る雰囲気やオーラや温もりや声や行動や、そこに居るすべてがその人だったんだなと、おれ自身も骨を見ると、それを爺さんと思うことがなかなか出来ず悲しみもかなり消えてしまった。
でも、爺さんのことは忘れないよ。忘れられないよ。
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