
葬儀に向けて、棺桶に収められたんだが、今はそういうものなのだろうか、テレビ等で見る棺桶の印象とは違う、豪華な綺麗な棺桶だ。初めて知ったことがあった。棺桶は綺麗な水色の布張りで、孫一同として送った雪洞(ぼんぼり)も水色の光を放つようになっている。爺さんは、水色が好きだったんだよ・・・との事、俺も水色が好きになった。
爺さんを囲みながら、親戚一同で懐かしいビデオを見て、爺さんと婆さんの元気なときの映像を懐かしむ。小さい頃にしか会ったこと無いような名前も知らない親戚もいっぱいで、爺さんの人脈が伺える。偉大な人だった。腐敗防止の薬を塗られている爺さんの体は既に冷たかったが、みんなが触るもんだから、生きているように生温かくもある。今日が見納めだ。
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